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過ぎる終末

日々の妄想垂れ流し日記

2017/3/31

ここのところ、健康志向に目覚めてしまった僕は常人では考えられないほど早い、朝7時という狂った時間に目覚めたのでした。といいますのも、今日は僕が4月から働くために入る寮の鍵をもらいに行かなければならなかったからです。鍵はお昼までに貰いにいく必要があるのですが、僕が大阪にすんでいるのに対し、寮は埼玉の片田舎にあったのでこんな糞早い時間に起きるハメになったのです。

正直この時点でなんでこんな訳の分からないことをしなければならないのだろうかと、就職という行為自体に嫌気がさしてきたのですが、お母さんが「働いたらお給料が貰えるわよ。ちょっと頑張ってみたらどう?」と説得してきます。その瞬間、脳裏に浮かぶ数々の妄想。お、お金があれば援助交際だって出来ちゃうかも!?誰しもお金には勝つことが出来ません。こうして自分の身を奮い立たせることに成功し、僕は大阪の地をあとにしたのでした。いざというときにしっかりと動ける点は自分の長所だと思います。

新幹線とかいう未来の乗り物にゆられ、まずは東京を目指します。途中、心が折れそうにもなりましたが、グッスリと寝ている内に東京に到着しておりました。新幹線って便利ですね。ここからナンチャラ線とか言うのに乗って寮を目指します。しかし、電車が進むにつれて異変が起こります。

東京から離れるにつれ、都会らしさはどんどん鳴りを潜めていき、寮の最寄り駅に着く頃には世紀末都市の様相を示しているのです。「これはひと波乱あるな…」と思っていたとおり、駅から出た瞬間老婆に持ち物を全てスられてしまう僕。しまった!と思った時には既に老婆は遥か遠くに逃げてしまっていました。しかし、僕も簡単に諦めるわけには行きません。荷物の中にはお婆ちゃんが餞別にくれた極太のバイヴレーターがはいっているのです。バイヴレーターを巧みに操り、酷い声でヨガるお婆ちゃんが脳裏に浮かびます。あれが無くては東京でやっていくことは出来ません。必死になって老婆を追いかけていた僕でしたが、唐突に老婆の動きが止まるのが見えました。目を凝らすと、どうやら老婆はモヒカンに囲まれているようです。モヒカンは老婆に「泥棒はイケねえなあ」と言うと容赦なく火炎放射器で老婆を燃やしてしまいます。その炎があまりに綺麗でしばらく見惚れてしまいましたが、モヒカンが荷物を返してくれたことでなんとか我にかえることが出来ました。世紀末都市にもルールはあるのです。

その後もたくさんのハプニングに見舞われましたが、命からがらなんとか寮に辿り着くことが出来ました。寮には当然の様に男しかおらず、果たしてこれから先の人生に女性との接点は生まれるのだろうかと人生の意味を考えざるを得ない試練が与えられておりました。

もう来世にかけるしかない。