過ぎる終末

日々の妄想垂れ流し日記

2016/4/5

当然の様に僕は人気者の素質を備えておりますので、入社したばかりの会社であっても同期の人達から連絡先を聞かれてしまったりするのです。女性の新入社員もいるというのに、男ばかりに聞かれるというのは若干不思議な感じがしますが、きっと照れてしまっているのでしょう。僕の方ももっと聞かれやすいオーラを出すか、むしろこちらから聞いていく気概が必要だったのかもしれませんね。

ということで、まずは聞かれやすいオーラを出すために全身に「FREE HUG!」と書かれたプレートを纏ってみるとこにしました。なぜならフリーハグがこの世で最も懐が広く、何でもオッケー!という雰囲気を醸し出していると思ったからです。これ以上に歓迎ムードが出ている言葉は存在しないはず。しかし、そんな僕の思いを裏切るようにどんどんと離れていく女たち。なんで!?フリーハグの精神は皆を幸せにしてくれるんじゃないの!?落ち込んでいても仕方ありません。僕が考えていたよりも皆照れ屋さんのようですね...。もしくは「FREE HUG」が読めない超絶馬鹿という可能性もありますが、それはそれで何だか可愛らしいのでありです。男はみんな馬鹿な女が好きなのです(すぐにヤラせてくれそうだから)。

向こうから来ないならもうこちらから行くしかありません。これ以上ないだろうというレベルでイケてるメンズ感を出しながら女の子に話しかけてみるとしましょう。「一発なんぼなん!?」そしたら割と普通に警察を呼ばれたので、今は留置所の中からの更新です。やべー、檻の中も中々悪くないじゃん?

そうこうしていると、さっきラインを交換した男(もう名前忘れた)からライングループのお誘いがかかります。僕の入った会社では研修を幾つかのクラスに分けて行うのですが、どうやらそのクラスのグループを作って情報交換に役立てようということらしいです。正直、情報交換もなにも皆同じ研修を受けるから知ってることなんて同じですし、そもそもクラス分けは決まっていても、実際に分かれて研修を行うようになるのは来週からだったので死ぬほど面倒くさかったのですが、ここでハブられてしまうと、これから始まる研修において最下層のカーストに配置されてしまう気配がビンビンでしたので加入しておくことにしました。僕は流されやすい男です!

グループには既に10人程が参加していたのですが、そこではチャットHによる乱交、などはもちろん行われておらず、なんか普通に自己紹介とかしてました。じっ、自己紹介〜!?驚きのあまり手近なところにあったハサミでリストカットしてしまう僕。僕はチャット形式で行う自己紹介が死ぬほど嫌いなのです。というか来週になれば嫌でも顔を合わせることになるのにその時まで待てないの...?謎は深まるばかりです。しばらくすると自己紹介の流れは止まりましたが、ここで恐ろしいことが判明してしまいます。どうやら僕の後にグループに参加した人は全員自己紹介を終えているのです。僕は途中から参加したので誰が自己紹介を終えているのか正確に知ることは出来ませんが流れを見るに既にほぼ全員終えているような気がしてきます。というか、後から参加した奴が見られない自己紹介に一体なんの意味があったのか本格的に考えたいところではありますが、そうも言ってられません。僕は大きな決断を迫られることになったのでした。

そうは言ったものの、ここで一人黙っていたところで「寡黙な男ってなんかカッコイイよね」なんて流れになってくれるはずはなく、「無口なキモオタがいるようだな...」となるのが精一杯ですので、普通に自己紹介してしまいました。僕は弱い男です。