過ぎる終末

日々の妄想垂れ流し日記

2017/4/15

流れの勇者「何という凄まじい風だ…。このままじゃ村が壊れちまう。」

 

村の子供達「そんな!?何とかしてよ!勇者さま!」

 

長老「儂からもお願いしますじゃ。この老いぼれの命はどうなっても構わん。しかし子供達のためにも村だけはどうか守って下さらんか…」

 

流れの勇者「へへ…。そこまで言われちゃ、引き下がるわけにもいかねえな。俺がこの風を止めてみせる!!」

 

長老「おお…。ありがとうございます。このお礼は必ず…。」

 

流れの勇者「期待してるぜ爺さん。なあに、すぐ済ませてくるから待ってな!」

 

そう言うと勇者は風の中へと消えていきました。

 

村の子供たち「勇者さまーー!!」

 

と、こんなことがあったのかどうかは知りませんが、昼過ぎに起きてみると外に干していたはずのシャツが軒並み吹っ飛ばされていたので唖然としてしまいました。あれ、僕のワイシャツは…?

よくよく見てみると、そもそも物干し竿が大きく傾き、残った洗濯物も全部地面についてしまっていたのですからどうしようもありません。

どうやら夜の間に凄まじい風が吹いたらしく、一部の洗濯物は吹き飛び、残った洗濯物も片方に寄ってしまったがために、テコの要領で物干し竿が傾いてしまい、このような惨状が繰り広げられてしまったのでした。

地面についた分にはまた洗えばいいだけの話なのですが、飛んで行った洗濯物はどうにかせねばなりません。というのも、僕はワイシャツを2枚しか持っていないので1枚どこかに行ってしまうだけで大問題になってしまうのです。他にもお気に入りのTシャツ(バイブレータを突っ込まれたお母さんの写真がプリントされたやつ)が無くなっていることに気付いた僕は、パニック状態に陥りながらも飛んで行った服の行方を探します。

 

幸いにも、Tシャツはすぐ近くに落ちていたので、さっと回収することができたのですが、ワイシャツは少し厄介なところまで行ってしまっていたのです。

 僕が住んでいるのは寮の3階になるのですが、その寮の1階と2階を結ぶ配管のところに引っかかっていたのです。

今思うと、引っかかっているところの部屋の住人に理由を話してとって貰えば良かったのですが、その時の僕は何故かその考えが浮かばず、外から配管を上ってとればいいか、と考えておりました。

 

配管の下までくると、案外足をかけられるところが多いことに気がつきます。結構な高さがありましたが、どうやら簡単に取れそうです。

早速上り始めると、あっという間にワイシャツのところまで到達することができました。一時はどうなるかと思ったけど、これで解決だな…とか考えていると、突然足が滑り、体を投げ出されてしまいます。

あれ、これやばくね…?この高さで頭からいったら死ねるんじゃない?

そこで咄嗟に体を捻らせる僕。ガリッ!ドンッ!天性の運動能力を発揮した華麗な着地にウットリしてしまいます。

しかし、そこで異変に気付きました。どうやら体を捻った際にワイシャツを思いっきり壁にこすらせたらしく、白かったはずのワイシャツには変なオレンジの色がべったりとついてしまっていたのです。

お湯につけてこすってみたところ、色が取れるどころか他に移ってしまい、被害が拡大する始末。洗剤をつけながら洗うことでなんとか少しずつ色を落とすことはできましたが、ワイシャツをきれいにするのには相当な時間を費やしてしまいました。

落ちた洗濯物も洗い直して干す頃には、もう夕方のいい時間になっていました。

こうして僕の貴重な休みは過ぎていくのです。

 

今日は明日の試験のために勉強をしなければならなかったはずなのに、勉強をしないまま、今日もついつい日記を書いてしまう僕は、どうやらもう日記を書くことにしか存在意義を見出せなくなってしまっていたようです。

明日どうなるんだろう。